家づくりは「結婚と同じ」と心得よう 新築を考えたときの心構えとは
建ててから後悔する前に
ハーフ住宅のブログにお越しいただきありがとうございます。この記事をお読みいただいているということは、そろそろ家を建てようか検討しているのではと思います。
すでにいくつかのハウスメーカーに当たりをつけている方には「こんなの営業さんは教えてくれなかった!理想の我が家のために細かいところまでちゃんと聞いてみなきゃ!」と
理想のお家を建てる力になってもらえるように。(ハーフ住宅を建ててほしいのが本音ですが)
建築場所も建築時期もまったく何も決まっていない方には、いつか来る日のために「家づくりのキモ」を抑えてもらえるように、
できるだけ専門用語を使わないようにわかりやすくお伝えできればと思います。
家づくりは結婚と同じと心得よう
八百屋さんの商品は野菜、魚屋さんの商品は魚介類です。同じようにハウスメーカーの商品は「家」になります。
「家」という商品は、建てる前に消費者である建て主さんが頑張って勉強しなければ痛い目にあう、
そんな不思議な商品だということを頭に置いておいてください。
今回のテーマである「家づくり=結婚」ですが、これをわかりやすく例えると
◆見た目はすごく良いけど、一緒にいると疲れる人
◆見た目はいまいちだけど、精いっぱい自分を愛してくれる人
人それぞれ、好みはあると思います。 どんな人を選ぶにしろその後の人生、生活を共にするわけです。
「家」も一緒。「その中で、どんな人生を送りたいか」ということです。
ハウスメーカーの「営業マンがいい人だった」という理由で決めると危険
今の家づくりや家選びでとても多いのが 「予算内で見た目が好みだったから」 「一生懸命でいい営業担当だったから」 なんていう理由だったりします。
すると、いざ建てた後に「話が違う!そんなのは聞いてない!」や「契約後に追加費用が……」などのような
「裏切られた!」なんてことがままあります。
家づくりのキモの1つ目は、ずばり「建てるまえに商品をよく知ること」です。
当たり前のことですが、営業マンは家を売るのが仕事なので基本的に「できます」「やれます」と自社の商品をけなすことはしません。
「耳ざわりが良いことばかりだなぁ」とフワッとでも思ったら要注意!
「そんなの聞いてない!裏切られた!」につながる可能性が高いです。
自分から聞かないとデメリットは教えてもらえない
ハウスメーカーの営業マンは、基本的に自社の住宅のデメリットを教えてくれません。もちろん、仕事なので聞いたことに関しては教えてもらえます。
問題なのは「自分から聞かないといけない」ことです。
自分が建てようとしている家が、どんなもので、どのように建てられているのかを知りましょう。
ハウスメーカーに当たりをつけて営業マンとつながりのある方は、ぜひこう聞いてみてください。
「あなたの会社が売っている家のメリットとデメリットをわかりやすく教えてください」 これで、心の底からあなたが納得きる答えが返ってこないようであればそのハウスメーカーはやめておいた方がよいかもしれません。
建てた後に、「そんなの聞いてない!」なんて後悔することになるかもしれませんよ。
家づくりは結婚と同じ。良いところも悪いところも、相手のことをよく知ることが大切です。
暮らしとともにしつらえていく楽しみ「ハーフ住宅」とは
ハーフ住宅は、高品質の骨格と外装、水道、電気、ガスと、法律的には住宅として最低限「暮らせる」状態でお施主さんに引き渡す住宅です。
世界の住宅の標準ともいえるスケルトンインフィル。
柱などの木が見えるむき出しの状態から、みずから中を自分好みにしつらえていく。
つまり、家を自由にデコレーションしていくことができる住宅です。
コンクリートの打ちっぱなし住宅の木バージョンともいえる「木の打ちっぱなし住宅」ともいえます。
High quality 高気密・高断熱・耐震性の高い品質
More than reasonable 価格を低く抑えられる
Do it yourself 自分色に仕上げられる
人気の一級建築士が設計した、これら3つのコンセプトを持った複数のプランの中からお選びいただけます。
コストを抑えながら高性能住宅が手に入る反面、お施主さんにも「しつらえる覚悟」を持ってもらう必要があります。なので「内装まで全て出来上がった状態の住宅が欲しい」「できるだけ自分で手を加えたくない」という方には正直オススメできません。
逆に、「自分好みに自由に作ってみたい!」「ちょっとぐらい不格好でも逆に私らしさが出ていいかも!」
「高気密・高断熱・耐震性で建てたい!でも、できるだけコストを抑えたい!」
この記事へのコメントはありません。